ハウステンボスに一人で行ってきた話

ドラクエウォークのお土産集めの一環でひとりハウステンボスである。テーマパークにおじさん一人というのはちょっと躊躇するところもあるが、せっかくなのでガッツリ楽しむ方向で計画する。

ハウステンボスは日本一広いテーマパークという事で、遊び周りには結構時間を要する様だ。夜はイルミネーションが綺麗との情報もあったので1泊2日での探索しよう。都合よくオフィシャルホテル宿泊者専用1.5daysパスポートというのがある。オフォシャルホテルに該当する施設はいくつかあるのだが、どこもツインルーム以上の部屋しかなく、一人で泊まろうとするとかなり割高。Gotoトラベルで半額補助と考えれば通常のひとり分くらいの金額だと自分を納得させる。幸いだったのはJTBで電話予約した際にチケットの手配も一緒にできて、そちらもGotoトラベルの補助対象になった。電話とか窓口とか面倒だけど、観光先が決まっているならまとめて頼んだ方がお得と学んだ。(深くは言及しないけど、店員さんの口ぶりからはオフィシャルホテルに泊まらなくてもチケットの手配できるっぽい。)

他の旅程の関係もあり、ハウステンボスへはJRで向かう。ホームに降り立った瞬間広がる光景に息をのむ。運河の向こう岸が別世界だ。

はやる気持ちを抑えて一旦宿に荷物を置いてくる。宿泊先は「変なホテル」だ。ヨーロッパ風の直営ホテルも気になったが、ロボット運営の変なホテルは前から気になっていたのでこちらを選択。チェックインの手続きはアンドロイドがしてくれるけど、検温のために奥から人が出てくるのはコント感が否めない。

ハウステンボスはオランダをイメージして作られた施設というのは知っていたが、入場するとなるほどという感じの風景が広がる。

散策をしていくうちに混沌とした場所だという事が分かってくる。場外馬券場らしき施設もあるし、等身大パトレーバーも登場する。

散策ばかりだと始まらないので、とりあえず適当に建物に入ってみる。塗り絵したり、トリックアート見たり、ショート映画みたり。それなりに面白いけど、どこでもあるなという印象で特別感はない。

そんな中でふと気になったのが宝塚歌劇団チックな看板。宝塚に熱狂的な知人の顔がふと浮かび、せっかくなので覗いてみる事に。「凛々しき心~ハートフルレビュー」という演目で忍者の掟と恋愛がテーマ。ストーリは微塵も面白くなかったが響く声に圧倒されて最後までちゃんと見てしまう。プロの演技は人を惹きつける何かがあるのだろう。

歌劇を楽しんだところで、暗くなってきたので晩御飯。食事処はたくさんあり選り取り見取りだが、結局ビールとソーセージの組みまわせ。オランダじゃなくてドイツスタイルだけど気にしない。途中でサンタクロースが入ってきたけれど、別に盛り上がりもせずなんだか哀れ。

食事を終えたら再び散策。ライトアップされているので、昼間見た景色とはまた違って楽しめる。遠くに輝く観覧車が目に留まったので、行ってみると結構な順番待ちの列ができている。コロナ対策でゴンドラは1台置き、乗車は2人までの制限をかけているので入場者が少なくても多少の混雑は避けられないらしい。

遊園地に順番待ちはつきものだと思って20分位待つ。売店でホットワインでも買ってから並べばよかったかなとちょっと後悔。

観覧車なんていつ以来だろうか覚えてないけど、やっぱり上空から景色を眺めるのは気分がいいと実感。

閉園まではまだ時間があるが、ホテルでタオル付の入浴券をもらったのでハウステンボス温泉浴場へ向かう。黄金と水素の湯という名称だったので、どんな所なのかと思ったがいたって日本的な温泉施設だった。黄金風呂と水素風呂は別料金らしい。泉質は茶色の濁り湯で少ししょっぱい。海の近さを感じる湯である。

半日散歩して酒飲んで温泉入って結構満足なのだが園内はまだ半分も廻れていない。ハウステンボス広いな。

二日目は朝から入園である。オフィシャルホテル宿泊者向けのサービスとして開園時間の少し前から裏口入園できる。まったく混雑していないのでメリットはほぼ無し。変なホテルからの入り口はアドベンチャーパークだったので、開園時間と同時にシューティングスターというジップラインに乗る。海外の山岳地帯で移動手段として利用している映像は不安に駆られたが、日本のアトラクションであればスリルより疾走感が上回って楽しい。結構スピード出るので乗車時間が短いのが残念だ。

他にも色々アトラクションはあるのだが、冬の寒さで体を動かすのが面倒になりアドベンチャーパークは早々に立ち去る。修学旅行生はとても楽しそうにはしゃいでいるが、そこに混ざって遊ぼうという気にはならない。

園内の移動手段は色々あるのだが気になっていたカナルクルーザーに乗ってタワーシティを目指す。運河を移動しながらヨーロッパ風の街並みを眺めるのが優雅な気分だ。

タワーシティの上は展望室になっており眼下の見えるは港町。船が多数停泊していて、そのまま釣りにでも出たくなる。よく見るとワンピースのサウザンド・サニー号がらしき船がいるので行ってみる。人気スポットの様でテンション高い声船内に響き渡っている。船へのこだわりはここが造船で有名な佐世保ゆえだろうか。1dayパスポートで無人島行きの船にも乗れたりするしすごい。

端っこまで来たので、再び園内を散策。街を再現という事で教会もゲームセンターもあるし酒屋もある。そう言えばハウステンボスの住居を購入して実際に住むこともできるってガイドさん言っていたな。飲食や物販もテナントだろうしある意味ほんとに商店街とも言えるな。歌劇団とかの採算どうなっているかよく分からないけど。

結局お昼を過ぎる事にだんだん疲れてきて、風景にも飽きてきたのでお土産店をまわって帰る事にした。隅々まで回って堪能しようと思っていたけど時間より体力が持たなかった。アトラクションの待ち時間がほとんど無かったので十分に遊べたけど。15時ごろに締めとして再び温泉に行ったら、地域のおじいちゃん達だらけだった。観光客収納できる広い風呂設備にのんびり入れて600円なら集まるよな。

ひとりでハウステンボスを楽しめるか不安はあったが、そんなのは全くの杞憂で思いっきり楽しめた。一人遊園地のハードルの高さは、周りがグループ行動している中で一人で過ごす孤独感みたいな所だと思うが、コロナ禍の平日ではあまりにも人口密度が低く周囲の姿や声が入ってこないのでそういう感情が湧く余地もない状態だった。

ともあれ、一度ひとり遊園地を経験して不安がなくなったので、またどっかに遊びに行こと思う。富士急ハイランドかな。

ドラクエウォークお土産集めの旅 龍頭の滝を目指して

餃子出張ついでに足をのばし日光観光。行先は日光東照宮と竜頭の滝。
子どものころ日光には何度か観光に行った記憶はあるが、東照宮に行ったかどうかあまり覚えていない。日光は猿ばかり思い浮かぶ。
竜頭の滝に関してはどこだか全然知らない。栃木出身の同僚に行くことを伝えてピント来ていない様であまりメジャーじゃないらしい。

GoogleMapによれば日光東照宮は日光駅から徒歩30分。観光街という感じで店が並ぶ。湯葉そば、湯葉御膳の看板を掲げている店が多い。そう言えば栃木部にも日光の名物は湯葉の記述あったな。
通りの突き当りに来ると橋の向こうに林が見える。どうやら東照宮はこの奥らしい。

日光東照宮近く

山道を登る事数分見えてきました東照宮。拝観料を納めて目的地の陽明門へ向かう。
途中に見ざる言わざる聞かざるの三猿が登場。改修でお茶目になったというニュースに驚いたが、実際に見ると言う程の違和感はない。
(記事を書いていて気づいたが見ざる言わざる聞かざるって文字変換で絵文字になるんだな🙈🙊🙉)

三猿

陽明門は驚くほどの煌びやか。屋根の細工も細かく綺麗。お出迎えの狛犬も金ぴか。もっと渋い場所をイメージしていたのだがとんだ記憶違いである。

陽明門

日光東照宮の認識を改めた所で、次の目的地竜頭の滝へ向かう。バスで1時間ほどの道のり。湯元温泉へ向かう観光路線の様で30分に1本くらいのペースでバスが来る。これなら帰りも安心だ。
最寄りのバス停で降りると肌寒さを感じる。山の気温は一段低い。案内に従って少し進むとお土産店のさきにひょっこり滝が現れる。たしかに龍の頭に白髭たなびく様にも見えてきて趣がある。ただ箱庭の様な景観で迫力はいまひとつかな。

龍頭の滝

龍頭の滝も悪くないのだが、やっぱり途中で通過した華厳の滝も見てみたい。という事で中禅寺湖を横目に華厳の滝までてくてく山道を下る。

中禅寺湖

1時間ほど歩くと急に賑わいが増し観光地の様相を呈してくる。龍頭の滝周辺と全然違う。賑わいの先へ先へと進んでいくと、どーんと大きく見える迫力の滝。スケールの大きさにいささか恐怖さえ感じる程である。見ごたえ抜群でわざわざ寄っただけの甲斐があった。

普段仕事で宇都宮に行くときは餃子食べて帰るだけだったけど、ちょっと足をのばせば楽しく観光できるって分かった。次に来るときは鬼怒川温泉、東武ワールドスクウェア辺りに寄りたいな。

草津温泉ひとり旅

少し寒さも出て来たのでふと思い立って草津温泉へ。温泉の素ではお世話になっているが実際訪れるのは初めてである。
新宿から出ている直行バスを使ったのだが、道も混んでいて5時間かけてようやく到着。3台出ている湯めぐり号は全部満席状態の様でgotoキャンペーンの威力を感じる。

バス停から少し歩くと、テレビ映像等でお馴染みの湯畑の光景が眼前に広がり草津に来た実感がわく。町並みは整備されており、清潔感のある射的場を見るとなんだか不思議な感覚を覚える。
湯畑隣の広場には長蛇の列が見える。湯もみの見学待ちの列らしい。せっかくなので覗いてみたい気持ちもあるが、長時間待つのも嫌なので諦める。

代わりに草津熱帯圏という動物園的なスポットに行ってみる。湯畑から10分ほど歩く事10分。だんたん閑散としていき何も無くなる。不安になったところで現われる昭和レトロな建物。温泉熱を利用したジャングルドームがウリなのだが、こちらも年季が入っている。

ドームの中はワニ、ヘビ、トカゲと爬虫類祭りだか奥に進んでいくと階層構造になっていて、可愛い子ザルとかカラフルな鳥たちが現れる。あげくは蝙蝠とか吸血ヒルまで展示されていて、期待以上の種類豊富で楽しめた。


帰りがけにドーム隣の小屋の中をぐるぐる回るラマを発券。時折見せる表情が愛嬌たっぷり。

次に向かったのは露天風呂のある西の河原公園。草津の代表的な観光スポットらしく道中はお店が立ち並ぶ。温泉饅頭をもぐもぐしながら歩を進める。
程なくすると西の河原公園に到着。紅葉の赤と草津温泉の緑色のコントラスが良い景色。その景色を楽しみながらの風呂は格別。

そうこうしているうちに日も暮れて、湯畑はライトアップされて世界観が変わる。


夕飯を済ませて向かったのは、「草津温泉らくご」。会場は昼間混雑で見学を断念した湯もみの熱乃湯。てっきり混むのかと思って早めに行ったけど、びっくりするほどガラガラ。最前列の特等席でゆっくり観覧である。

落語が終わり外に出ると凍える寒さ。酔いも吹き飛び、おもむろに温泉に足が向かう。24時間入れる無料温泉がいくつもあり気が向くままに湯めぐりできるありがたさ。

草津は気軽に一人で行っても十分楽しめるのが分かった。
温泉街の宿は一人で泊まるとかなり割高と思っていたけど、一人でも泊まれる低料金の宿がそれなりにある。「ふたばや」という宿を利用したのだが洋室で設備も新しく快適だった。和風の趣のある宿もいいけど、冬場は温水洗浄便座の快適さが恋しいのである。

ドラクエウォークお土産集めの旅 福井を巡る

せっかくなのでgotoトラベルを活用して久しぶりの旅行に。
目的地は福井県。ドラクエウォークのお土産設定スポットは、氣比神宮、恐竜博物館、一乗谷朝倉氏遺跡、東尋坊の4つ。これを二泊三日で回る計画だ。
福井にはまだ北陸新幹線未開通という事で、今回はお隣石川県の小松空港経由で向かう空旅。

初日、小松空港に到着して、いざ福井と思ったらコロナ禍でバスは運休中。一旦小松駅に移動し、そこから特急に乗って敦賀駅へ。目指すは氣比神宮。漢字の読みに自信が持てない。
敦賀駅に着くころにぱらぱらと雨が降り始める。傘を片手にGoogleMapを頼り15分程歩くと見えて来たのは氣比神宮”東”参道の文字。どうりで周辺に何もないと思ったら裏道コースだったか。

ともあれ旅の安全を祈願し、今度は正門から帰る。少し出ると駅までアーケード街が続いている。こちらから来れば傘不要だった。地図アプリの経路案内に気配りが欲しいところだ。
アーケード街の道すがら、突然現れたのはメーテル。周りを見渡すと、向かいの道路にも先ゆく道にも銅像が並んでいる。銀河鉄道の世界が広がり楽しい驚き。

敦賀は港町なので海沿いの散策も考えていたが天候の悪さに断念して福井市へ、と思ったのだが車中でふと鯖江のめがねミュージアムが気になり途中下車。
博物館展示は伝統的な眼鏡作成の道具や、芸能人のメガネコレクションなど多岐に渡る。入館料も無料で親切だ。
だが、思ったより自由に出入りできるスペースはかなり限られる。建物全部めがねショップくらいの気持ちでいたのでいささか残念だ。建物の大きさとサイトのデザインの良さに勘違いしてしまった。

鯖江での滞在時間は短く、そそくさとホテルを取っている福井市内へ。
到着したのは時間が16時過ぎと夕飯には半端な時間だったが、幸い市立の歴史博物館が19時まで営業していたのでもうひと観光。
特別展が「北陸の古刀」であり有意義な時間を過ごし、あとは居酒屋を周って初日の観光を終える。

二日目。訪れるのは福井県立恐竜博物館。ここに一度行ってみたくて福井旅行を決めた様なものだ。
えちぜん鉄道フリーパスと恐竜博物館の入館券のセットがお得なのでそれで行く。終点勝山駅までおよそ1時間。さらにそこからバスで15分と少し遠い。
入り口で検温を済ませ、中に入ると地下へと続く長いエスカレーターへ誘導される。そしてトンネルを抜けると広がる恐竜の世界。骨格標本は他でも見れるが、これだけの数が並んでいる光景は始めてだ。おすすめ順路が記されているが、現在は入館者数の制限がされているおかげで人の流れを気にすることなく自由に回遊できる。あっちこっち気になる所へ行ったり来たりの散策で楽しい時間を過ごせる。
屋外恐竜博物館へのバスツアーがある事が分かったので次回は申し込もうと心に決める。

続いて訪れるのは一乗谷朝倉氏遺跡。天候が悪くなり雨模様の中の進軍だ。
福井駅からバスに揺られる事30分、乗客はたったの3人。人の少なさは雨天のせいか、地味スポット故かなどと考えながら乗車していたのだが、目的地に着くと意外な程に観光客で賑わっている。どうやら明智光秀の所縁の地という事で観光バスツアーが組まれている様だ。大河ドラマの影響すごいな。
遺跡は結構広く情緒あふれて散策しがいがあり興味深いのだが、ぬかるむ地面に足を取られたりしたので雨の日に行く場所ではない。

夕方福井駅に戻って立ち寄った先は、セーレンプラネット(福井市自然博物館分館)。駅前の物産館と同じ施設にありお土産を買うついでにふらっとのぞく。館内は広くはないが綺麗でプラネタリウム施設もある。

一乗谷朝倉氏遺跡もセーレンプラネットも、宿泊先のホテルで配布していた「福井市ぐるっと観光無料クーポン」のおかげで全部ただで回れたのははラッキーだった。

三日目。目的地は東尋坊なのだが、ちょっとその前に丸岡城に寄り道することに。国内で現存する数少ない天守という事で押さえておきたいお城である。天候にも恵まれ映える城を堪能する。
ちょっと残念なのはバスの本数が非常に少なく少々時間を持て余す。隣が図書館なのは幸い。

丸岡城

丸山城を後にし、向かう先は東尋坊。海沿いの景色を眺めながらのバス旅である。
バス停から海岸までの道筋は、まさに観光地という賑わいで露店が並びおいしそうな匂いが漂ってくる。そして辿り着いた先に見えた光景に驚き。サスペンスドラマでおなじみのあの崖に自由に立ち入れるんだという事に。そして柵とか安全装置は何もない。外国人観光客が奇声をあげてビデオを回しているのもうなずける。
せっかくなので恐る恐る崖を下る。正直足がすくんで先端まではいけない。実際に訪れたからこその体験が身に染みる。

遊覧船で海側からも崖を観たいと思ったのだが、生憎この日は欠航。予定を変更して近くにある松島越前水族館に旅の締めとして行ってみる。
入館料は2,000円と美ら海水族館以上だったので、もしかしてすごい水族館?なんて思いながら入館したもののお出迎えのマンボウが微妙。なんか狭い空間で泳いでるんだけど。マンボウを尻目に先に進むとなぜか屋外に。順路を追って水槽を周るのではなく、園内に点在しているパピリオンを自由に周る方式らしい。
さて、どこへ行こうかとスケジュール表を見るとタイミング悪くイルカショーがまもなく終わる時間で地団太を踏む。悔しいので次のイベントを調べると3Dシアター「クジラと恐竜」。水族館まで来て映画はどうかなとも思ったのだが、入館料の元を取るべくシアター館へ向かう。驚くことに追加で300円要求されるではないか。しぶしぶ追加料金を支払い、映画を見たのだがあまりにもお粗末すぎて絶句。後半の恐竜編はストーリも解説もなく、恐竜が観客向かってくる映像が流れるだけ。飛び出す映像だけでお金が取れる時代じゃない。
もはや何も期待していないが、せっかくなので色々見て回る。遅い時間帯のため人がどんどん少なくなり、どの施設もほぼ貸切状態。じゃれあうカワウソ可愛い。
ショーを終えたはずのイルカは無人のプールでまだ泳いでいる。そして飼育員の指示もなく陸にあがってくるサービス精神に感心。
なんだかんだで楽しい水族館だ。

以上で旅は終了。県内の移動は公共交通機関だけでさして不便もなく廻れたのは良かった。
惜しむらくは越前ガニ漁解禁前だったこと。ちゃんと下調べして日程組むべきだった。

ドラクエウォークお土産集めの旅 富山紀行

一泊二日で富山巡り。お土産を回収しつつ、キトキトの鮮魚を頂く方針だ。

最初に向かったのは高岡市にある藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー。高岡駅から徒歩20分。高岡市美術館の2Fに位置する。

高岡市美術館
高岡市美術館

建物の前に着いたがなんの案内も出ていない。ドラえもんはどこに?
とりあえず館内に入ると、どうやら富山大学芸術文化学部 の卒業・修了研究制作展をやっている様だ。気にはなるが一旦スルーして2Fに進む。
受付を済ませて、どこでもドアをくぐると漫画家 藤子・F・不二雄の生い立ちが覗けるコーナーが待っている。ベレー帽や原画などが展示されている。子供がはしゃぐ空間というよりもファンが感傷に浸る空間と言った装いだ。

企画展は「学年別ドラえもん展 -のび太と一緒に大きくなった私たち-」
ドラえもんの1話が6つある事を知る。「小学一年生」から「小学四年生」までと「よいこ」「幼稚園」で書き分けているとの事。6誌同時掲載とか信じられない事をやっている。
藤子・F・不二雄と小学館の意気込みに驚愕である。

藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー
藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー

ギャラリーを出た後、次の電車まで時間があったので1Fの富山大の卒業制作展をのぞく。 無料だったのでちょっとした市民ギャラリーの様なものを想像していたが全然違った。 作品の展示数もバラエティーも豊富。旅のスケジュールを変更せねばならぬ。
絵画や彫刻など美術品としてよく目にするものだけでなく、家具や絵本もあるし、街のリノベーション計画とか有機野菜を身近にと言ったコンセプト展示もある。なんならオタク図鑑とか生態系をモチーフにしたゲームとか何でもありである。卒論だって展示してあるし。

ご当地の氷見うどんのプロモーション動画「氷見ウドンピック2020」がバカバカしくて良かった。うどんを並べてコマ撮りした作品だが、制作エピソードにうどんがすぐに乾くので撮影が大変。うどんの扱いに2か月かかったなどと述べられていて笑いを誘う。アイデアを実践した人だけ放てる表現だ。

氷見ウドンピック2020
氷見ウドンピック2020

高岡市美術館を出て次に向かったのは氷見市潮風ギャラリー 藤子不二雄Ⓐアートコレクション。FからⒶへのはしご旅。
氷見駅へ向かう車窓からの景色がなかなかおつ。晴れてないのが残念だ。

氷見線の車窓
氷見線の車窓

Googleマップを頼りに氷見駅から潮風ギャラリーへ向かう。途中に「元祖氷見うどん高岡屋本舗」という店を見つけ思わず入る。話を聞くと260年も続いているお店とのことい。氷見うどんは江戸時代からの文化ということかな。

元祖氷見うどん高岡屋本舗
元祖氷見うどん高岡屋本舗

広い通りに出るとスマホ片手に走り回っている人が結構いる。たぶんポケモンの皆様だ。
そして街にはハットリくんはじめ不二雄Ⓐ先生の作品と思われる謎のオブジェが並んでいる。しかもこいつら通りかかると話しかけてくる。「おいらたこハチ ちゅーしよ?」ってな具合だ。なんてカオスな街なんだ。

たこハチ
たこハチ

潮風ギャラリーは街中にあり、入館すると結構な人がある。アニメ聖地に選定されるだけのことはある。
ちなみに入館料は大人200円。高校生以下は無料だった。1Fは原画など作品が展示されており、2Fはまんが図書室と記念撮影コーナー。映像技術にもてあそばれハットリくんに変化する。

氷見市潮風ギャラリー 藤子不二雄Ⓐアートコレクション
氷見市潮風ギャラリー 藤子不二雄Ⓐアートコレクション
氷見市潮風ギャラリー 藤子不二雄Ⓐアートコレクション
氷見市潮風ギャラリー 藤子不二雄Ⓐアートコレクション


ギャラリーを後にし、せっかくなので氷見漁港場外市場まで足を延ばしブリを食べる。

氷見漁港場外市場
氷見漁港場外市場

夕暮れ時に富山市に移動し目指すは富山城。
戦後に復興の旗として復元されたお城である。でも資料が残っていなくてもと姿は不明らしい。
中は郷土博物館になっており展望台もある。
見ごたえのあるお城という訳ではないが、市街地の景観を良くしてくれる街の顔という感じがする。

富山城
富山城

城の見学を終える頃に雨風が強くなっていた。傘が風で裏返る程でとても散策などしてられず図書館に避難する。
前から気になっていたオシャレ図書館だ。ガラス美術館が一体となっておりふらっと展示も見れるのが楽しい。

富山市立図書館
富山市立図書館

雨が弱まったところで駅に移動し寿司を食べる。回るお寿司で手頃な価格だが味は最高だ。白えびがとても気に入った。

富山回転すし
富山回転すし

ちょっと食べ過ぎたなと思って外に出ると人だかりがで来ている。駅なかBARが開催されている。2杯で300円という低価格だが冬季限定酒などがふるまわれていて贅沢だ。蔵元さんに話を聞きながら舌鼓を打つ。
市内のせんべろ企画のパンフレットをもらったのでこの後少しはしご酒して初日の旅を終える。

とやま駅ナカBAR
とやま駅ナカBAR

二日目の目的地は宇奈月温泉。電鉄富山の1日フリーきっぷ(冬季価格2100円)で向かう。
シーズンオフのためか乗客は少なめ。途中上市駅で進行方向が変わるアナウンスが流れるのだが、座席の向きを変える作法を知らずぼぉーと座っていたら、旅行客を見つけたとばかりに見知らぬ爺様がずっと馴れ馴れしく話しかけてくる展開に。
何でもこの爺様は数か月に一度の宇奈月温泉の銭湯に行くのが楽しみらしい。片道1時間45分の交通費と時間をかけて入りたい銭湯とはいったい。

そんなこんなで宇奈月温泉駅に到着。駅前の温泉の噴水からは湯気が挙がっている。雪がぱらつく気候で富山市内よりも一段寒い。

宇奈月温泉
宇奈月温泉

手頃な日帰り温泉を探しつつ散策すると観光客は結構来ている。宿泊や新幹線から来た人々だろうか。駅前の足湯は満員だ。
駅から程なく歩いた場所に観光案内所を兼ねた銭湯を見つける。風情ある建物ではないが、まぁどの湯に入っても源泉は同じだろう。何より温まりたい。
お風呂の扉を開けるのやつがいある。馴れ爺わざわざ時間かけてまで入りたいと言っていた温泉ってここだったのか。

湯めどころ宇奈月
湯めどころ宇奈月

宇奈月温泉に入ってドラクエウォークの富山県土産はコンプリート。旅の目的は達成したがせっかくなので魚津水族館を目指す。フリーきっぷを有効活用しよう。
最寄りの西魚津駅は哀愁漂う無人駅。10分ほど歩くと魚津水族館に着く。

西魚津駅
西魚津駅

魚津水族館は大きな施設ではないけれど100年の歴史を持つ施設らしい。歴史年表が貼ってあり博物館っぽさも感じる。
ローカル色に富み大水槽に見事なブリが泳いでいたり、富山湾にふさわしい生き物選挙とかが掲示してある。第一位はトヤマエビ。普段スーパーでボタンエビの名前で見るエビの正式名称なんだそうだ。

魚津水族館
魚津水族館

展示解説が独特でリュウグウノツカイを食べてみた。アカナマダを使って料理してみたとか。食に対するこだわりが強い。幻の魚ってそんな軽々しく食べていいのか。

アカナマダ大解剖
アカナマダ大解剖

帰り際に気づいたのだが屋外の水槽にサメが泳いでいる。手が届く様な所に、こんなに無造作にサメの飼育ってできるのかと驚く。雨降ったら泳いで逃げ出すんじゃないかと心配になる。
色々インパクトの強い水族館で面白かった。

魚津水族館
魚津水族館

以上で旅は終了。かなり満足度の高い旅だった。黒部ダムも気になるし暖かい季節になったらまた来たいと思う。

ドラクエウォークお土産集めの旅 土合駅!?

旅の目的地は群馬県にある土合駅。どこだか知らない。
群馬には何度も行っているし、子供の頃は桃鉄99年プレイを楽しんできたが全く記憶にない駅である。
乗り換え案内を調べると、東京からは一度新幹線で越後湯沢出てそこから水上線で20分程高崎方面へ戻る感じである。

いろいろ都合があって、家を出るのは日の出前。早朝から新幹線に乗るのだがスキー客で席はすべて埋まっている。
しぶしぶ眠さをこらえて立席で越後湯沢へ。
水上線は空いていて、うとうとしながら土合駅へ向かう。ランドマーク指定される土合駅とは一体どんなとこなのだろう。
電車に乗っていると雪景色から一転、土合手前の土樽駅付近で突然長いトンネルに入る。”トンネルを抜けると雪国だった”の逆バージョンという雰囲気だ。まぁトンネル抜けた先も変わらぬ雪景色だったけど。

てなわけで土合駅到着。何があるのかキョロキョロしながらホームへ降りたが特に変わった気配なし。

土合駅
土合駅


改札も無人になっており観光客の減少で寂れたのかなという感じ。
駅を降りた景色もご覧の通り何もない。

土合駅から見える風景
土合駅から見える風景

付近には小さなドライブインが見えるのみで、散策する気にもなれない場所である。
何故ここがランドマーク指定なのかよくわからないが帰ろうにも1時間以上の待ちである。何もないのに。

土合駅時刻表
土合駅時刻表

しかたなく駅舎の中でぼーっと過ごす。寝る。
戻りの電車の発車時間が近づいてきたので乗車証明書を発券して越後湯沢方面のホームへ向かう事にする。
ホーム行のドアを開けると突然に吹き込む風に驚く。

土合駅
土合駅

そして謎の衝立の先の光景に目を疑う。

土合駅
土合駅

突然のトンネルに戸惑いながらも、どうやらホームはこの先の様なので歩を進める。
土合駅がランドマーク指定されていた理由ってこれか。
底の見えない薄暗い道をとにかく進む。どこからともなく水が湧き出ているのがなおさら気味悪い。

土合駅
(写真はフラッシュで明るく見えるが結構暗い)

10分程度歩いたころやっとホームが見えてくる。
案内の看板が立っており「日本一のモグラ駅」とのんきな事を言っている。
ともかく電車を待って群馬秘境を脱する。

日本一のモグラ駅
日本一のモグラ駅

ドラクエウォークお土産集めの旅 青森を観光する

弘前出張ついでにお土産回収の旅。
仕事終わりに目指すは弘前城。冬の間はライトアップされているらしい。弘前城までは徒歩30分。少し遠いが夕飯前の腹ごしらえといこう。
10分程歩いたところで空模様が変わる。吹雪いてきた。
今年は雪が少ないという事だったが、この日は違う。ホテルに傘を置いてきた事を後悔した。
凍える寒さに途中のコンビニで暖を取りつつ目的地を目指す。

弘前公園に着くとちらほら車が止まっており人の姿が見える。週末から始まる灯篭祭りの準備の様で消防車も待機している。
奥へ進めば進むほど人の気配は減っていく。お城の傍にはもう誰もいない。弘前城の眺めを独り占めして帰路に就く。

弘前城
弘前城

翌日は、新幹線の留まる新青森駅から三内丸山遺跡に向かう。
弘前城と同じく駅から徒歩で30分。ただし、こちらは歩いて行った事を非常に悔やむことになる。
駅周辺は雪かきされているのだが、途中から歩道を歩けば膝付近まで埋まる雪。
長靴必須だが、残念ながら出張帰りなのでスーツに長靴といういでたち。
しかたなく雪のない車道を歩く。道路交通法上、雪道で歩道が困難な場合に車道を歩く行為がどういう扱いなのかは不明だけれど。
幸い車の往来は少なく轢かれる様な心配はなし。怪訝な視線を向けられる事はあっても、クラクションを鳴らされる事もなかった。
ただ車道は車道で歩きづらい。踏み固められた雪がつるつる滑り何度も転ぶ。
結局1時間近くかけて三内丸山遺跡に到着。真冬なのに汗だくである。

三内丸山遺跡
三内丸山遺跡

まずは縄文時遊館(博物館)で縄文シアターなどを観ながら一休み。
時遊館から続くトンネルを抜けると、雪景色が広がる縄文の村へたどり着く。
広々とした空間が開放的で散策しがいがある。住居跡などは一部のスポットは雪に埋もれていて見られないが少し残念。

三内丸山遺跡
三内丸山遺跡
三内丸山遺跡
三内丸山遺跡

散策を終えたら時遊館に戻り館内の見学を続ける。冬季だからなのか特別展も無料である。
今回は時間の関係で見送ったけど、体験工房の土偶作りや火起こし体験など気になるものがちらほら。

三内丸山遺跡の見学を終えたら、そばにある青森県立美術館に向かう。
徒歩で10分も掛からない距離だが、お土産ショップで道を聞いたら歩いていくの?と言う顔をされる。
案内された道を行くと、案の定降り積もる雪に歩道が見えない。が、幸運にも同じ行動を取ったと思われる先人の足跡が残されている。
雪に埋もれない様に慎重に足跡に足跡を重ね美術館を目指す。

途中の看板に開催中の企画展「ローカルカラーは何の色? 」という言葉が目に留まる。
奥に見えた景色は、一面の雪にたたずむ真っ白な建物。
あおもり犬が出迎えてくれるものだと思っていたが姿が見えない。とりあえず入り口を探して中に入る。

青森県立美術館
青森県立美術館

入館受付を済ませて中に進むと飛び込んでくるのはシャガール:バレエ「アレコ」の背景画。
大きな台幕に描かれた作品の迫力に驚きおののき見惚れる。
奥の展示スペースに進んでいくと奈良美智の作品が並んでいる。目力強い女の子が特徴的だ。
毎年青森出張に来ているので既に親しみを感じる存在である。ワンカップ酒のイラストを始め日常風景に溶け込んでいる。
そして登場するのはあおもり犬。青森の観光ガイドではシンボル的な存在。ついにご対面である。

青森犬
青森犬

この時点で満足度はかなり高いのだが、美術館見学はスタートしたばかり。この後も続々と郷土所縁の作家の作品展示が続く。
珍しいなと思ったのは版画家 棟方志功の作品の撮影許可の案内。作品により親しんでほしいという遺族の願いが理由だそうだ。
コレクション展は写真家 向井弘のその仲間達の作品が並ぶ。
ベトナム戦争の写真とか弘前城植物園の写真に興味を惹かれつつも時間の関係で早足で進む。青森県立美術館は想像以上に広くゆっくり観ていると日が暮れる。
そして最後に訪れた展示室は成田亨:鬼と怪獣 下調べせずに訪れたので突然現れたウルトラ怪獣にテンション上がる。酒吞童子など3体の鬼のモニュメントもかっこよし。

観覧料も良心的だったし非常に満足度が高かった。また来よう。
時間と共に転んで打ったお尻が痛み出したので、帰りは素直にタクシーに乗る。

ドラクエウォークお土産集めの旅 平泉を巡る

旅のスタートは岩手県水沢市にある民宿から。
一泊二食つきで4,800円とリーズナブルだった。夕飯には生ビールがついてきた。

水沢から平泉までは電車で15分。朝8時40分頃に平泉駅に到着。
冬季はオフシーズンの様で、レンタルサイクルや手荷物預かり所は閉っている様子。

まず最初に訪れたのは毛越寺(もうつうじ)。藤原氏二代基衡が造営を進めたお寺らしい。

毛越寺
毛越寺

教養がないので詳しいことは知らないが、平泉の観光では外せない場所との事で訪れた。
拝観時間は8時半からだが、朝も早いせいか境内を掃き清掃している姿が目立つ。なんとなしにお寺のイメージだ。

お参りを済ませた後は広い浄土庭園を廻る。大きな池を有し、ぐるっと回るだけで20分はかかる。
平安時代の遺構としては唯一という遣水(水路)などが目に留まる。
アヤメ園があるので季節を選べばもっと見ごたえがあるんだろう。

毛越寺
毛越寺

次は中尊寺に向かうのだが、途中に平泉文化遺産センターがあったのでふらっと立ち寄る。
この辺りの歴史をさっと知るのに丁度良い。

中尊寺金色堂はそこそこの坂を上がった先にある。キャリーケースを駅前のコインロッカーに預けてきたのは正解だ。
オフシーズンでも観光客がそこそこいる。
本堂の辺りが騒がしく工事をしている。どうやら明日からの節分祭りの準備らしい。

中尊寺
中尊寺

金色堂は拝観料800円の有料スペース。ドラクエウォークのクエストは入館せずとも達成できるけど、もちろん見学する。
規模は小さいが金色堂の名に相応しい美しさ。多数並ぶ仏像達もすべて煌びやか。金色の極楽浄土おそるべし。

残念ながら撮影禁止なので、代わりにそばいた芭蕉の銅像の画像を貼っておく。「五月雨の降のこしてや光堂」

松尾芭蕉
松尾芭蕉

この後は、同僚に進められた一関名物「かっこう団子」という空飛ぶ団子がを食べに行こうと思っていたのだが、アクセス情報を調べると冬季休業の様だ。雪国の観光は思い通りにいかない。


少し時間が余ってしまったので帰りがてら仙台駅に立ち寄って政宗公に挨拶して旅を終える。

伊達政宗像
伊達政宗像

ドラクエウォークお土産集めの旅 鹿児島宮崎を回る

先週、九州旅行として鹿児島と宮崎のお土産をいつくか回収した。

まず訪れたのは霧島神宮。週末という事もあって多くの参拝客が訪れていた。
7列でお待ちくださいの指示に従ってゆっくり歩を進める。見上げた宮殿が色鮮やかだったのが印象的。

霧島神宮
霧島神宮

帰り際の通路に大前献酒蔵元の看板がずらっと並んでいるのが鹿児島らしさを感じる。

大前献酒蔵元
大前献酒蔵元

翌日は鹿児島市内を観光するつもりだったが、行きたいと思っていた場所が生憎お休み。
西郷さんの銅像を見て、バスで知覧へ向かう。目指すは武家屋敷庭園。

西郷隆盛像
西郷隆盛像

1時間10分程で目的のバス停に到着。看板に書かれた知覧武家屋敷”群”という表記が目に留まる。
名のある武将の大きな庭園みたいな物を想像していたのだが、まさかの個人宅の集合地。
700m程の通りが見学コースとなり垣根を揃え景観を整えているのだが、実際に見学できるのは7個のお家だけ。
ほとんどは一般住宅でここら先は私有地ですと各国の言葉で書かれた看板が掲げられている。
見学できる庭はたしかに素敵で枯山水の詫び寂びを感じさせる風情があるが、アクセスの悪さと見学料を考えるとがっかりスポットである。

知覧武家屋敷
知覧武家屋敷

近くのお店で薩摩そばという看板に惹かれて、黒豚からあげ板そば食べてみた。そばつゆが甘くて驚く。
慣れない感じがするものの、これはこれで美味い。

旅の後半訪れたのは宮崎県にある生駒高原。友人の運転で向かう。
秋のコスモスまつりは有名だけどこの時期は何があるのかななどと会話しながら目的地へ。

正解は何も無い。ものの見事に何も無い。冬を感じるだけである。

生駒高原
生駒高原

敷地の隣に、小林生駒高原葡萄酒工房なる建物が見える。昨年2019年にオープンしたワイナリーだそうだ
地域の美味しいお肉と合わせる美味しいワインを造ってほしいと願うばかりだ。

今回の旅は友人が車を出してくれたおかげで大変助かった。
ドラクエウォークをプレイしていないにも関わらず、季節外れの観光に付き合ってくれて本当にありがとう。

ドラクエウォークのお土産集めの旅 崎津教会を目指して

ドラクエウォークのお土産集めの旅という事で、熊本県天草市にある崎津教会に行ってきた。
崎津教会というのは世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構成する一つである。12の資産のうち唯一熊本県にあるのがこの崎津教会である。

今回は熊本市街地から天草を縦断して鹿児島へ行くという工程を取ったのだが1日でこなすのは結構ハードだった。
崎津教会は天草地域の中でも奥深いところにある。バスを乗り継いで行くのだか所要時間は4時間半にも及ぶ。

まず熊本の中心市街にある熊本桜町バスターミナルから天草市の本渡バスセンターへバス移動する。
6時30分始発の快速あまくさ号にゆられ2時間半の旅。前日に用意した「あまくさ乗り放題きっぷ」を使用する。
快速あまくさ号での移動は長時間であるものの、海沿いの景色はきれいだし電源も確保できるので思いのほか快適である。出発時間が早くて半分は寝ていたが。

バスの中から見ていた漁村の様な雰囲気とは違い、本渡バスセンターまで着くとしっかりとした都市の雰囲気。
乗り継ぎのバスまで30分程時間があるのでコンビニで朝食を食べる。お土産も売っていたので塩羊羹と塩キャラメルを買ってみる。
バスセンターから乗り継いで次に行くバス停は下田温泉。バスを降りると目の前に足湯がある。次にのるバスが来るまで10分程しかがないが、せっかくなので浸かる。

下田温泉五足の湯
下田温泉五足の湯

バスを乗り継いで行く先のバス停はは崎津教会入口。11時9分着でようやく今回の旅の目的地である。遠かった。
崎津教会は絢爛豪華という感じではなく素朴である。なんせ畳が敷かれていて日本に馴染みすぎている。
町並みはきれいで天気も良く散策するのによい雰囲気。教会そばに資料館もあるので歴史も学べる。
いちじく揚げパンなるものが名物として売られていたので、かじりながらの街歩きを楽しむ。

崎津教会
崎津教会

帰りは鹿児島に向かおうと思っているのでフェリーの出る牛深漁港に向かう。次のバス検索すると出発13:09発で到着が15:48。観光案内では車で40分のはずなのに。
よく調べると途中の運動公園前というバス停で2時間ほど待ち時間が計上されている。
崎津教会入口13:09発 運動公園前13:21着 で、運動公園前発15:17発 牛深港15:48着となっている。
でもさ、運動公園前から13:17発があるんだけど。4分考慮すればちゃんと乗り継げるのに!意味なく2時間待たされるこのダイヤはなんなんだ!!!

何もなさそうな運動公園前で2時間待たされるは嫌だなと思い、意を決して13:17発に乗れるように運動公園前を徒歩で目指すことに。
googleMapによると距離8.1km 徒歩1時間38分の道のり。念のため道を尋ねた地元のおば様達にはお前は正気か?という顔をされる。
そして残された時間は1時間38分もないので、のんびり歩くわけにもいかずジョギングである。真冬にも関わらず汗ばむ。九州って暖かいんだな。

天草のヤギ
天草のヤギ

途中コンビニの1件もない路を走って到着した運動公園前は案の定なにもない所であった。ともあれバスに揺られて牛深港へ。
フェリーの時間まで少し時間があったので、うしぶか海彩館という資料館を見学。
30分ほどフェリーに乗り鹿児島県の蔵之元港へ。そこからシャトルバスに1時間ほど乗り新幹線の通る出水駅に向かう。
出水駅から鹿児島中央まで新幹線だが乗り継ぎ時間はわずか5分。事前に切符の手配をしないと厳しい。逃せば1時間待ちコース。
ほんとに幸いなことにバスが少し早く着き、駅さんの慣れて手つきのおかげで乗り継ぐことができた。

てなわけで気合と幸運で朝に熊本を出て、天草経由で夕方に鹿児島に着くことができた。
旅の感想としては天草は良い所だけで日帰りは大変。泊り前提でレンタカーか周遊バスで行くと楽しいと思う。