自動水やり装置を自作する

真夏の水やりは朝夕2回必要というのを実感した。出張で1日空けるだけでキュウリが萎びる。

簡易的な給水グッズを使っていたが全然足りないので本格的に自動水やり装置を導入を決意した。が、…結局うちのベランダ菜園向きの商品は見つけられなかった。
市販の製品は蛇口に取り付けるタイプのものばかりで、ベランダに水道の無い環境では設置できない。

そんなわけで、自動水やり装置を自作できないものかと調べてみたら、すぐに下記のブログが見つかった。

材料費1500円以下で電動自動水やり器を自作する方法 – 芋づるハピネス
http://imohapi.com/mizuyariki/

参考になったが、目覚まし時計の分解とかハンダ付けとか色々面倒そうだった。
仕組みは分かったので、工作しない方法を探すことにした。

必要な機能は3つだけなので、それを代替する手段を探すことにした。
・タイマーで指定した時間に起動と終了する
・バケツの水を汲み上げる
・プランターまで水を届ける

買い揃えたのは電源タイマー、風呂水ポンプ、給水ホース。
実際に買った製品は下記の通り。

 

簡単デジタルタイマー PT70DW 1,050円

曜日や時間を指定してのon/offの組み合わせを14パターン指定できる優れもの。
実際には、毎日の朝と夕の2パターンしか使わないんだけど。
最小設定単位が1分で水量調整しやそうなのでこれを採用。

 

 

バスポンプ ミニポンディ KP-103JH 1,636円

時間当たりの吐水量などはどうでもいいので、価格だけで決めた。

 

セフティー3 園芸給水 点滴ノズル 10か所同時水やり 鉢・プランター用 STN-1015 2,788円

一番悩んだポイント。育てる野菜によって給水量を調整したいと思ったのでこちらを採用。
価格優先なら100均のシャワーヘッドでもいいし、満遍なく散布するならミストシャワー。広範囲ならスプリンクラーなど選択肢が多い。

 

今回購入した機器は接続も問題なく、バケツに風呂水ポンプを放り込んだら思った通りに稼働してくれた。
唯一の問題は、今回電源を室内から取っているのでケーブルを外に出す分だけ窓が数ミリ開きっぱなしになってしまう。
AC出力対応のモバイルバッテリーも1万円位で購入できるし、電源を外に作る事を検討しようかな。

 

 

せっかくなので、今まで使っていた給水グッズもレビューしておこう

 

scheurich シューリッヒ フロッギー グリーン 585円
カエルの口に貯めた水を徐々に土に浸透させていく。見た目は可愛いが貯水量と供給スピードが物足りず、夏場の野菜の水やりには向いていない。
多肉植物などの観葉植物のお供には丁度いいかな。

 

 

 

水やり楽だぞぅ(4本入) E-87-B 639円
ペットボトルとかバケツとから給水できる便利グッズ。
使い方にコツがいる。ペットボトルを置く高さで供給量が決まるが加減が難しい。
素材はただの綿紐なのですぐボロボロになる。

 

 

大宮グリーンサービス 水のお留守番 土150L分 150g 1,200円

土に混ぜ込む吸水ポリマー。保水力は目に見えて上がる。5つのプランターで使用したが根腐れは起こらなかった。
ただ一度混ぜたら取り出すのは困難、乾燥を好むトマトなどを植えるときに困るかもしれない。3年で自然分解するらしい。

 

 

 

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