土づくり2回目

今まで農作業と言われてイメージしていたのは鍬を持って畑を耕す姿だったのだが、今日はスコップでの耕起作業である。

市民農園の利用説明会の講師の話によると、ホームセンターで売っている鍬や鋤は刃渡りが20cm程度で深く耕す事ができないそうだ。かといって刃渡り40cmもあるような専門的なものを買うのは金銭的にもったいないとのこと。畑を耕す用途にしか使えないから。
スコップなら芋を振り起すのにのも使うし、農作業以外にも使うので汎用的。災害時に鋤じゃ人は救えないけどスコップなら救える。

という訳でホームセンターで買ってきたのは金象印のマイフィット キューフォーショベルという製品。
スコップにまでユニバーサルデザインが浸透しているとは思わなかった。体重をかけやすいように肩の部分に平たくステップが設けてあるのである。刃先にも溝が付いていて耕すのに向いてそうだ。
軽くて手頃な値段なら何でもいいと思っていたが、スコップ選びもなかなか奥が深い。

畑での作業だが、じゃりを取り除きながら全面をスコップの深さ程度耕す。それほど固くはなかったで1時間ほどで全体を荒く耕せた。
マンガと絵でわかる! おいしい野菜づくり入門」によるとトマトは30cm、ナスは30cm~50cmの溝を掘って肥料を施すとあったので、栽培予定地に溝を試しに掘り始めたがこれがかなり大変だった。耕すのはスコップの上に足乗せて体重かけるだけだが、掘るとなると土をどかすために腕の力が必要となる。そして深さが20cmを超えたあたりから急に固くなるのだ。
なんだかんだで、全部で3時間ほど耕作作業したところで体力の限界を迎えて作業終了。

耕していて分かったのが、全体的に粘土質の土壌なのだ。そういえば先週来たときはぬかるんでいたが、今日は表面がひび割れていた。これは結構土づくりが大変そうだ。

 

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