3月8日実施のブレインテック×SLiiiC 「発見!図書館システムを学校図書館活性化につなげる方法」の感想などをちょっと書いておこう。
Twitterのまとめは↓参照
http://togetter.com/li/639684
今回のイベントは使っている図書館システムに関わらず共有できる話題ということで、図書館員が本の紹介用に作成するPOPをOPACに反映させてみようというネタ。
手順は以下の通り
1.資料の備考欄にレビューを登録
備考、予備項目など図書館が自由に使える項目があるので
2.イメージ画像を登録
表紙画像、配架図など登録する機能を流用して
3.項目名称を変更する
備考→紹介コメント 利用者に分かる名称に
4.OPACに備考を表示する
普段使わない項目はOPACに表示されてないので
5.OPACのフリーワード検索の対象から備考を外す
検索ノイズになるので
以上
OPACに反映させるのは、Webサイトを作って同じことをやるより色々敷居が低いし、手書きPOPと違って汚れずデータ蓄積できるから。
レビューじゃなくても、どこどこの入試に使われたとか、今月何回貸出されたとかを登録してもいいし、授業で取り組む読書感想画とかを写真に取って反映してもよしです。自由に使えばいい。
とまぁこんな感じで、ちょっとした機能の組み合わせとアイデア次第で楽しく図書館システムを使おうという提案ですが、課題として感じたのは現場で実践できるか?ということ。
マニュアルはカタログの延長程度で、使いたい機能があることを確認できても、いざそれを使うには説明不足。また学校図書館現場では、直接ベンダーに操作の問い合わせをする事が出来ないといった状況。
色々ももどかしいですが、トラブルが起こった時だけでなく日常的に図書館現場とベンダーが一緒に取り組める環境ができればもっと面白くなるんだろなと感じますね。