ちょっと遅めの夏休み。台風の影響もあり引きこもり気味でゲーム三昧だった。
ファイアーエムブレム 風花雪月にはまった。
クリアしたときにこんなに達成感を感じるのは久しぶりだ。
概要としては、士官学校の担任となって生徒を育成して課題解決するSRPG。
SRPGでありながら、戦闘までの準備パートのボリュームが厚い。
散策して野菜つくったり、魚釣りしたり、他の学級の生徒スカウトしたりとやる事多め。
第1部で和気あいあいと個性的なキャラクターに感情移入したところで、第2部では戦争が始まり卒業生同士で殺し合うという非常なストーリー。
開発元はインテリジェントシステムズとコーエーテクモゲームスのコラボ。
詳しいゲームの紹介は公式サイトを見てください。
https://www.nintendo.co.jp/switch/anvya/pc/movie/index.html
夏休みをほぼほぼ費やす程はまった理由はストーリーに嵌ったというよりも、ゲームバランスが自分に合っていたんだと思う。
購入当初、一番難易度の低い設定でプレイしていたのだが途中で飽きてしまった。難易度を上げて一からやり直したら格段に面白くなった。
将棋やチェスの様に一手一手が局面を分ける面白さと、そこに育成要素が加わり戦略の幅が多層化する。
個性的な生徒のうち誰をどう育成するかというのが重要であり、そこが自由度が高い要素であるのが悩ましい。
考えるのがすごく楽しいゲームだ。というか適当にやると途中で詰む。
難易度の組み合わせは下記の通り
ノーマル(初心者・中級者の方に)
ハード(上級者の方に)
ルナティック(最難関を求める方に)
×
カジュアル(失った仲間は戦闘終了時に復活)
クラシック(失った仲間は戻らない)
今回はルナティック×カジュアルで挑んだ。
クラッシックはさすがに避けた。低難度でプレイしていた時でさえ敵の増援であっさりやられるといった初見殺しの罠が多いのは感じていた。
取り返しのつかないところが人生でありそれがファイアーエンブレムらしさであると友人は語っていたが、シリーズ初挑戦の私には厳しい条件だ。
実際ルナティック×カジュアルでさえ、ひぃひぃ言いながらクリアした。マップがクリアできずやり直す場面も多かった。
最終盤など3時間かけて進めたのに、敵の増援に対処できずやり直し苦汁を飲む場面もあった。
それ故エンディングを迎えた時の高揚感は久しぶりだった。
通常のRPGならラスボスに勝てなければレベル上げして再挑戦すればいいのだが、ゲームの仕様で戦闘回数が制限されておりレベル上げ不可。
今までの育成状況でなんとかするしかないのである。諦めたらそれまでの何十時間が無為に帰す。
クリアできてほんとにほっとした。
だた、選べる国が3国あるのでストーリーをすべて楽しむには過酷な戦いはまだ続く。
これから先は攻略メモ。誰をどう育てたかがポイント。
クリアしたのは黒鷲の学級(アドラークラッセ)、エーデルガルドと共に帝国の覇道を進む道。
このゲームは基本的に弓職が強い。敵の火力が高すぎて相手の射程外からちまちま削るという戦法を取らざるを得ないと言うのもある。
物理職も魔法職もとりあえず弓持たせてアーチャー目指す。マスター技能の命中+20が重要。これを取らないと確率運ゲーから抜け出せない。
射程3の曲射もなかなか有用。壁の向こうにいる敵を一方的に射ることができる。
弓が得意なキャラはそのままスナイパーヘ転職。
ハンターボレーが超強力。無条件に追撃できるの素晴らしすぎる。
通常は相手の攻速を大きく上回ると追撃できる仕様なのだが、後半になるにつれ敵が速くなり追撃だせる場面がほぼ無くなる。
追撃だせず他職の火力が衰えていく中、最終盤までずっと追撃だせるスナイパーは火力面でもポジションを取っていく。
スナイパーからさらにボーナイトに転職すると、ハンターボレーが使えない代わりにさらに射程がのみ再移動ができる。
追撃でないので火力が落ちるがヒットアンドアウェイで一方的に敵を殴れるのは強み。
弓職は最終的にシャミア、レオニー、ベルナデッタを運用。
ベルは火力足りないけど射程の長い狙撃、足止めできる囲いの矢が魔獣退治で輝く。
まぁ弓職は誰が担っても強いでしょう。
弓以外の役割として活躍したのが、ひたすら回避して敵を引き付ける役目の飛行職。
飛ぶ奴は強い。回避+10%、警戒姿勢で回避+30%が取得できる。
これに回避の指輪(回避+10%)と踊り子の剣回避(回避+20%)あたりをつけとけば敵の攻撃全部かわす勢い。
踊り子になれるのは1人だけなので、回避担当も必然的に1人だけ。まぁ1人いるだけでも十分バランスブレーカー。
踊り子候補は色々いるが、イングリットを指名。
魔防が高くて魔法使いの群れに突撃できたり、魔力の高さを生かしてサンダーソードで重装兵焼き尽くしたりと万能感が良い。
魔法職、弓と同様射程の外から攻撃が基本。
圧倒的な魔力の高さで敵を焼き尽くすリシテアが活躍。ローレンツから魔法射程+2の杖を奪って最強候補。
次点はドロテア、回復魔法も使えるので便利。射程がものすごいメティオも使える。カドゥケウスの杖で射程+1。
リシテアに比べたら、2人目の攻撃魔法担当はまぁ誰でもいい。なんなら弓枠増やしても。
ヒーラー担当はリンハルト、メルセデス。
リブロー投げるのが仕事。加入順でレギュラー決定。回復担当は必須だけど誰でもいいかなという感じ。
前衛役は主人公の先生、級長のエーデルガルド。全体的に高ステータスで万能キャラ。
敵をつり出したり、止めを刺すのが仕事。
先生は回避率もそこそこあり、炎の紋章でHP回復するので中盤位までは単独行動もできた。
エーデルガルドの戦技は反則級。再行動で繰り返し攻撃できるのはずるい。専用職は地雷だけど。
ベンチ枠
ペトラ、フェリックス。前衛候補として育てたが、後半敵のスペックがインフレするにつれて出番が少なくなる。
アサシンになって決死の覚悟で宝箱回収やアイテムを盗む仕事を担っていた。
ステータス高いので弓持つか、踊り子経由して回避担当の道もあったかもしれない。
残りの人たちはみんなスタンド応援枠で基本出番なし。
ヒューベルトは前半使っていたが、魔法使い競争に勝てず出番がなくなった。悪人面が好きなので設定どおりエーデルガルドの副官として座る。
自クラスに最初からいるのに出番がなかったのはフェルディナントとカスパル。
なんとなく特技を伸ばしたのがダメだった。馬とか乗ってる場合じゃない。
馬は罠。馬の機動力が生きる場面はほぼない。飛行職が上位互換。黙ってドラゴンに乗るべし。
重装は地雷。鈍足で敵の追撃許し放題。少々守備高くても、避けない上に追撃で被ダメ2倍では話にならない。
結論 高難易度クリアには弓大事。
キャラクターの見た目が気になる人はこちらから。第2部(5年後)にみんな顔変わるけど。
https://www.nintendo.co.jp/switch/anvya/pc/characters/other.html?id=9338