不機嫌曲線

社運を賭けた?一大イベント目前で近頃はてんてこ舞いです。

忙しくて機嫌が悪くなるのは人の性だと思いますが、機嫌の悪さというのは
残り作業工数/残り作業時間
に大きく影響される気がします。

試しに、一日分の作業量と、それを行うための作業時間をグラフにしてみると、
作業時間が減ってもしばらくの間は緩やかに不機嫌になっていくだけですが、
あるラインを超えると一気に鬼の形相に変わるのです。
たいしたtodoを抱えてなくても、作業時間が少ない時にさらに時間を削られるような行為なんて・・・

ただ実際のとこ作業量そのものは1日分しかないので、作業は案外すぐに終わります。
そんで何事もなかったようにスッキリなのです。

そんなわけで締切が断続的にくるような日が続くと情緒不安定なのです。
誰かささやかな仕事を手伝ってください。

 

無料の戦略

 私の携帯には毎日のように職場近くの居酒屋からメールが届くんです。

1時間500円で飲み放題とか、寄せ鍋半額とか。

ついつい釣られて飲みに行くのですが、
席に着くともう一度メール登録をするとおつまみ1品無料とかって言われるのです。
登録済みのメールアドレスをもう一度登録ってなんだろうって思ってたのですが、
居酒屋の場合グループ毎に会計をするので個々のお客さんの来店情報を知るために再登録を促してるということを気づきました。
お客さんの購買傾向というのは手間とお金をかけても手に入れたい情報なんでしょう。

居酒屋は個客の情報を獲得するのに苦労してそうですが、
図書館なんかは借りる際に必ず利用者カードを提示してもらえるので情報集め放題ですよね。
集めた情報を積極的に活用している事例はあまり多くはなさそうですが。

いっそのこと書店とか出版社に集めた情報を提供してしまうっていうのはいかがでしょうか?
無料貸本屋なんてよく言われるが、無料にするから得られる有益な情報ってのもかなり多いはず。

図書館があるから本が売れない(※)なんて揶揄されるのではなくて、
図書館での動きを見ながら本の価格や発行部数を調整できて無駄が少なくなるなんて状況は作れないだろうか。
出版業界であれだけ返品率が問題になっているのだがら、利益が確保できないのは売上だけの問題じゃないだろうし。

出版社や書店が儲かって税金たくさん収めてくれれば図書館の予算も増えるでしょうし。
協力関係が築ければWin-Winだと思うだけどな。


(※)図書館の貸出と書店の売上って実際のとこ相関あるの?正?負?

カウンターから出ようじゃないか。

先日飲んだ際に、仕事の暇な時間帯は何してるの?なんて話題が出ました。
サービス業なので、お客様の都合によって忙しさもまちまち。
場合によっては時間を持て余すなんてこともあるわけで、
そんな時に何をするかってのは重要ですな。
販売の仕事をしていた時の話ですが、レジ当番に当たった時によく言われていたことは、
積極的にレジ(カウンター)から出ろってことでした。
お会計に来るお客様がいない時にレジにいても無駄でしょと。
レジでぼーっと突っ立ってないで、その間に棚の整理整頓でもしなさいと。
レジから出るのは他の作業ができるって言うだけじゃなくて、
レジで待ち構えていいるよりも、棚の整理をしている店員さんのほうがお客様から声をかけてもらいやすいと利点もあるんです。
その上、動き回ったほうが万引き防止にもなります。
もちろん、レジ当番ですからレジに行列ができたりしないように、常にレジの方に意識は向けておくことを忘れてはいけないのですが。
ちなみにレジ当番といっても、レジ打ちだけじゃなくて、値付けとか在庫管理とかやることは山ほどあるんだけど、
それでもレジの外にでないと接客に自信がないのかと怒られたりします。お客様に目を向けるのが1番大切なんだと。
このレジ当番の心得って、図書館のカウンター当番にも流用できると思うので、
忙しくないときはカウンターから出てみるというのを推奨したい。

本の仕分け

 先日大家さんから電話が掛ってきてアパートを取り壊すので8月いっぱいで出て行ってくれと言われ、大慌てで引っ越しに向けて準備中です。


まずは部屋の掃除からってことで、本の整理に手を付け始めました。
年間に買う本は100冊くらいですが、スペースの関係もあり手元に残ってるのは250冊ほど。
全部引っ越し先に持って行けなくはないのですが、荷物になるので仕分けしておきたい。


■処分するもの
1.仕事に関係する資料。→会社の図書室へ寄贈
2.読み返す必要が無くて状態のいいもの→遠野市の行っている図書館の復興プロジェクトへ送る。
 (同僚から実家に戻る際に運びますとの申し出がありました。)
3.読み返す必要が無くて状態が悪いもの。雑誌、文庫、完結した漫画 →廃棄


■残すもの
1.お気に入り、人に薦めたくなる本
2.継続購入している漫画


■悩み中
1.積読
25冊ほど積読があり消化に励んでいるんですが、
長期にわたって積読になっている本はこのまま読み終えることもないような気もするなぁ。



新しい住まいに持っていくのは50冊程度になるのかな。どうせすぐ増えるでしょうけども。

自己紹介は大喜利風で。

 図書館員が集まるとかイベントに参加することが時々あるのだが、
正直なところ1度で名前と顔をちゃんと覚えた人って少ないんだ。(ごめんなさい)


ごくごく普通に真面目に働いている図書館員の自己紹介っていうのは大抵こんな感じなんだ。


はじめまして。▽▲図書館の○○と申します。
児童資料担当をしています。趣味は読書です。


これだと無難すぎて突っ込みどころがないし、印象に残らない。
(まぁ私の自己紹介もこんなもんだけど)
もっとも、何か面白い一言を付け加えてくださいなんてのも無茶ぶりだと思っている。



てなわけで、イベントの司会進行役には手軽で印象に残る自己紹介タイムを演出してほしい。
自己紹介用のフォーマットを用意してくれるとかね。
フォーマットを決めて思考の的を絞ってくれれば、短時間でそれなりに面白い(聞いた人が突っ込みを入れやすい)自己紹介を作れるはずなんだ。


例えば、こんなフォーマットが用意されてたら


もし、○○な本が発売されたら、(かならず、ついつい、うっかり)○○していまいそうな名前の○○と申します。
座右の銘は××で、人からはよく××だねと言われます。

私の場合だったら
もし、空をテーマにした写真集が発売された、ついついその本に俺載ってるからと自慢してしまいそうな名前の南雲と申します。
座右の銘は”道なき道をまっしぐら”で、人からはよく”いつも笑顔”だねと言われます。



印象はどうだうか?これなら会話のきっかけとして突っ込みやすくない?


 


※注意※
 フォーマットが用意されていなかった場合、こんな自己紹介をしたらネタ扱いで滑るかもしれません。
 あくまでもフォーマットに従っているってことが安全弁だと思います。ご注意を。

本棚貸します。

ちっとも予算が無いので、毎日ひーひー言っております。
そこで、本棚を貸出して、各自が自由にレイアウトできる場所を有償で提供するってのはどうだろうか?
オススメ本のコーナーを作りたいとか、俺の書いた本をもっと目立たせてくれとか、そんな願望をかなえられると思うんだ。
資料の利用に対する対価じゃないから、図書館の無料原則にも反しないと思うんだけど。
そもそも図書館って商売しちゃダメなんだっけ?
れんたる本棚

東京ディズニーリゾートと図書館、どちらでアルバイトしたいですか?

 震災の際に東京ディズニーリゾート(TDR)のスタッフの対応が素晴らしかったと言う話を聞いて、
本屋で平積みされていた「9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方 」という本を読んでみた。


TDRでは行動指針を理解して、各自がリーダーシップを発揮するように教え込むんだとか。
だから、どんな時でも理想的なサービスを提供出来るようになると。



でも、今回は教育ノウハウではなくて、9割がアルバイトって方に視点を移して考えてみたい。
良いサービスを提供するのに正社員ではなく多数がアルバイトというのは、やはり人件費を抑える低コスト戦略だろう。


TDRの時給は1000円程度(18歳以上)の様なので東京近郊であることを考慮するとコンビニスタッフと大差ない。
TDRで働く上で、賃金以外の魅力があるはずで、、その一つが優れた教育制度だと思う。


社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった 」の様な本が多数出ている事をみても、TDRでアルバイトすることによって、今後社会人として働く上で有利になるというイメージを抱く人は多いのではないだろうか。


アルバイトに教育投資を行う事により、このようなイメージの構図を作ったことで、
TDRには多数の人がアルバイトが応募に来るようになり、低コストで優れた人材を雇用できるというビジネス上の優位性を築いたと考察する。


また、雇う側も、雇われる側もWin-Winの関係にみえるので、この優位性は持続しそうだ。



さて、図書館の方に目を向けると、こちらも正職員は少なくアルバイトだらけである。
しかし、図書館の勤務経験は他の仕事をしようとした場合に有利にならないというイメージが強いと感じる。


学習支援、ビジネス支援を行っているはずの図書館だけど、図書館員には他の仕事が務まらないなんてイメージはいかがなものかと。
むしろ図書館のなかの人に向けに研修制度などの充実させて、図書館から優れた人を輩出するというのはどうだろうか?
また、図書館勤務経験が有利に働くなら、正職員じゃなきゃ図書館に勤めないなんて学生も、非正規でも図書館に勤めてみるという選択をするのではないだろうか?
(留年してまで、正職員にこだわる人は結構いるときくので)


才能のある人にどんどん図書館で勤務してもらって、そんな人たちが図書館を離れても活躍する。
そんな図書館を取り巻く労働環境が築けたら、結構みんな幸せなるんじゃないかと思うのです。


既に図書館を離れてしまった人も、図書館での勤務経験が今の仕事に役立っているんですと伝えてることで、かつて図書館に勤めていた経歴の価値は向上する。
そして、今図書館で勤めている方、これから図書館に勤める方の明るい希望となる。

カタログギフトの中身

 先日同僚が結婚式を挙げました。おめでとうございます。


その同僚からカタログギフトを頂いたのでパラパラ眺めていたところ、書籍も選べる事に気付いた。


選べるのは下記のセットなんですが、選書基準が気になってしょうがない。



少年;千原浩史
応え;千原浩史


「数学」はこんなところで役に立つ;白鳥春彦
「化学」は図にするだけで面白い;東京理科大学化学ブレイン


世界で一番面白い世界史
世界の環境地図


これならわかる!マルクスと資本論;小暮太一
ヴァチカンの謎;齊藤かおる


字がうまくなる書き込み練習帳
筆ペン書き込み練習帳


はぎれのアイデアノート
ゼロからはじめるかぎ針編み生活


人気店・専門店の料理の裏ワザ
ホームベーカリーでこだわりパン工房;石澤清美


お茶のいれ方とマナー;新名庸子
SHIORI’sおうちごはん

誰も触らないという価値

 同僚の結婚式があるので、ご祝儀用にピン札を用意しなきゃいけないんですが、なかなか昼間に銀行に行けません。
まったく新品じゃなきゃダメなんてマナー誰が決めたんでしょう。


そういや大学時代に本は新品じゃなきゃ嫌だと言って古本を毛嫌いしていた潔癖な奴がいたな。
みんなの手垢がついてるから図書館も利用したくないとも言ってたな。
この不景気の中で今でもおんなじ信念を通しているかはしらないけれども。


でも、ここ最近の電子書籍ブームに乗って、図書館も本格的に電子書籍の貸出を始めるようになれば、いままで利用していなかった潔癖症な人達も図書館を利用できるようになるわけだ。
電子書籍は物理的には誰も触れることのない存在なので。


電子書籍は衛生的ってキャンペーンで、なんかうまいことできないかな。

余白の幅を揃えてくれ

先日、蔵書印をうっかり上下逆に押してしまうと言うドジ話を暴露したが、
上下逆にしてしまう失敗は他にもある。


バーコードラベルの印刷だ。


A4サイズのプリンタで打ち出すシールのやつを使っているのだが、
印刷してみると印字がシールからはみ出しているということがよくある。


一見ただの真っ白な用紙なのだが、どうも上下で余白の幅が違うらしい。


用紙が上下対象ならこんな失敗しなくて済むんだが、
この余白の差に意味があるんだろうか?


シールそのものは角丸の長方形で上下など無いので、
用紙の上下もないほうが使いやすいんだけどなぁ。
バーコードラベル用紙