図書館をdisる会!?

先日9/17に開催されたALIS定例会に参加してきました。

今回はグループワークとして新しいイベント企画を考えよというものでした。
私が参加させてもらった班で発表したのは「図書館をdisる会」。
過激なネーミングですね。
趣旨は、図書館を使わない人と一緒に図書館の悪いところを洗い出そうというもの。
そんでもって、たんに図書館のサービスを知らないだけでクレームになってないかも意識合わせをしようというもの。
例えば、レファレンスサービスなんてのは馴染みが薄いので実際に体験してみるとか。

図書館に不満を持っている人の多くは不満があってもそれを口に出さないサイレントクレーマーだと思われる。
金銭的な利害がからむことはほとんどないし、代替手段がある(ネット、書店)と思われいるので、
わざわざ文句を言うこともなく、たんに図書館を使わないだけという人が多そう。(※)
そういった意味では、普段図書館を利用しない人の声を聴くというのは有意義な試みだと思う。
利用しない人を一緒に企画に巻き込むというハードルはあるけれど実現したらいいですね。


余談ですが、その日の懇親会のあと、うっかり終電を逃しご厚意に甘えてshibure邸で合宿しました。
お世話になりました。どうもありがとうございます。


(※)図書館の場合(経済的)補償を求めるようなクレーム(不良品だったので交換してくれ)といったものは少なくても、
クレームをつけるのが好きな人とか、改善提案をしたい人とかがいるのでクレームの総数が少ないという話じゃないよ。

←合宿のお土産でもらいました。

出会い系図書館??

 「出会い系図書館かふぇ」に参加してきました。
お見合いパーティの様なネーミングですけど、「出会い系図書館」について話し合うイベント会です。


出会い系図書館とは「人と本をつなげ、人と人とをつなぐ事が出来る図書館」っていう感じだそうです。
http://www.slideshare.net/alislib/kobayashi-7760599
http://www47.atwiki.jp/encounterlib/pages/13.html


話し合いの中で「間接的な出会いから直接的な出会いへ」というテーマが見つかりました。
間接的な出会い:twitter、ブクログ、kumori、Project Shizuku etc・・
間接的な出会いで共通項を見出した人が、直接であって話をしたらきっと楽しい。
それが出会い系図書館の可能性だ。



出会い系図書館について考えた事って、うちの図書室で掲げているコンセプトの一つである
「コミュニケーションの活性化」に活かせそうだなと思いました。


図書室でコミュニケーションの活性化をうたうのは、
みんなの頭の中だけにある情報・ノウハウを収集し、共有できるようにしたい。
人が集まる事で、新しいアイデア、洗練されたアイデアが生まれる。そんな場を提供したい。


実際に取り組めているのはこんなとこなんですが
・寄贈資料のコメントシール。
・図書室について自由に感想や要望を書き込める掲示板。
・週に1度みんなが自由に集まって図書室の仕事に携われる日。


公共図書館では、静かにしなきゃいけないとか、貸出履歴の利用なんてという雰囲気はあるが、
企業図書室だとその辺は多少緩いので、色々と面白い事ができそうです。


まぁ、いわゆる図書館らしいことから逸脱してわいわいやってると、
理解ない方からは仕事さぼって遊んでると思われたりもするわけですが・・・

ALIS1周年イベントに参加して思ったこと。

7/2に行われたALIS1周年イベントに参加してきました。
ALISの活動は学生が主体でやっているので社会人の私がどう関わったものかと悩みつつも、
行ってみなけりゃ雰囲気もつかめないと思って参加しました。


イベントの記録は「図書館学の門をたたく**えるえす。-ALIS一周年イベントの記録」に載ってますが、雰囲気としてはフワフワした感じでした。
まだまだ1年くらいじゃ明確な方向性とかが見えてこないみたいですね。


なんだか主催者は色々なやんでそうですが、共感できるとこが多いんですよね。
うちの図書室もしっかり考えがあってスタートしたわけじゃなく、
楽しそうなので始めましたっていうノリが強かったのでまぁ見事に失敗の連続です。


やり始めてみたら図書館って奥が深く大変だって面もありますが、
それだけじゃなくて図書室という組織になったことでの運営の苦労が大きかったり。


自分ひとりなら悩んで停滞しても思考錯誤を繰り返してもたいして問題にならないんですけど、
集団になるとそうも言ってられないってとこがあるんですよね。


まだまだ私の中で理想の図書室像をイメージできてなかったり、
当たり前の知識が不足してたりでこれからも失敗続けるだろうけど、
図書室の運営をしながらそこで得た経験を生かしてALISのミッションとして掲げられた
“図書館情報学の世界に新しい風を”の実現に貢献できるといいなと思いました。



まぁ、自分が学生だったころと比較すると、ALISに関わってる学生のすごさに素直に感心させられるとこが多くて、
正直こんな学生ばっかりだと私の仕事みんな奪われちゃうんだけどと心配になるレベル。
こりゃ継続して学び続けないとダメですね。頑張れ、私!