同僚から日本ユニセフのやっている「ちっちゃな図書館」プロジェクトに乗って絵本を贈ろうという声かけを頂いた。
良い企画だと思うので図書室も賛同という形で、集めた絵本置き場という場所と、埋蔵図書カード(大した額じゃない)を提供することにした。
ところで、この「ちっちゃな図書館」プロジェクトで気になる注意書きがある。
※多くの子どもたちが共有するため、新品や新品に近い状態のもののみをお願いします。(書き込みや破れのあるものは不可)
事実上、寄付をするには新しい絵本を買って提供しなければいけない人が結構いるってことだ。(一人と一猫生活な私もそうだ)
新しい絵本をそれぞれが個人で購入するよりも、その分のお金を取りまとめて絵本を買った方がダブりや不適切な絵本が集まる無駄を省けるのではないかと。
その一方で、寄付する個人が絵本を選択する自由がある楽しさが、無駄が出る以上に絵本がたくさん集まるインセンティブになるのかとも思ったりもする。
まぁ急ぎの話なので、考えるよりもまずは行動か。きっと子どもたちに喜んでもらえると信じて。
さて、絵本を選ぶ楽しさについてだけど。
子どもが自分で好きな絵本を選ぶよりも先に、まず親が選んで子どもに与えるとのがあるとおもう。
この絵本を読んで、あんな成長を遂げてほしいという願いをこめて。
↓
当然、子どもは親が選んだ本のすべてが気に入るわけもなく、取捨選択してお気に入りを見つける。
↓
親はその反応を見ながら、次に与える絵本を選ぶ。
↓
子どもはまた取捨選択してお気に入りを見つける。
という風な絵本選びコミュニケーションを続けることで、子どもの個性が育まれるんじゃなかと。
で、私が子供のころ好きだった絵本はと言うと
これとか はじめてであう すうがくの絵本 (1)
これ3びきのこぶた (美しい数学 (6))
その結果、しっかり考えられるわりに、やることテキトーだよねと言われるような成長を遂げましたとさ。