図書館総合展フォーラム2014 in 新潟いってきました

図書館総合展フォーラム2014 in 新潟行ってきたので、感想をちょっとだけ。
公式サイトに、Ustream中継録画やイベントレポートが上がるそうなので、内容はそちらを見てください。
図書館総合展公式サイト
http://2014.libraryfair.jp/node/1985
#図書館総合展 フォーラム2014 in 新潟 – Togetterまとめ
http://togetter.com/li/691936
まずは、基調講演面白かったです。

基調講演:京都府立総合資料館のデジタル化戦略─アクセス保障の次をめざして─
福島幸宏(京都府立総合資料館 庶務課新館担当)
当日のスライドはこちらから見れます。
福島幸宏 – 研究者 – researchmap
http://researchmap.jp/fukusima-y/

東寺百合文書のデジタル化のお話が中心。(「ゆり」って読んでたけど、「ひゃくごう」でした。)
使えるデジタルデータへの取り組みが興味深かったです。
資料を撮影する段階で、裏が白紙であっても文字が書かれていないという証明のために撮影するとか、目盛りの入った、なるべく原紙の色に近い台紙を使用するといった気遣いをされていました。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの採用して「京都府立総合資料館所蔵」の明記すれば自由に使えるようにしたのもすごいですね。
天下布武の印影もあるので、Tシャツ作りませんかという話をされていました。
商用でもつかえるし、身近に自由に使えるのは創造意欲が湧きました。
一方で、気を付けないといけないなと思ったのは、パネル討論1での原田先生の利用される側の気持ちを考えろという話。
地域の写真とか映像に写ってる方は、そもそも自由に利用されると思ってないわけで、それは一定のモラルもって配慮する必要があるというのは大事なことですね。
資料の性質にもよるのかも知れませんが、バランス感覚は求められそうだなと感じました。
あと、テーマと全然関係ないことですが気になったことがひとつ。
会場の新潟県立図書館の資料の分類で、新潟の資料はNとついていました。
頭にNがつく分類を見ると看護学図書分類イメージするのですが、独自の分類で使う記号って図書館業界全体のルールとかなく自由なんですかね。

キハラブースでもらいました。ブックコートをきれいに貼るやつ。

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