図書館用語から見つける図書館らしさ

 図書館員とコミュニケーションしてみよう!カーリル図書館用語ランキング


ふと気がつけば、ここで紹介されている用語がすらすら分かる自分がいる。
何年か前なら知ってる用語は「司書」「ISBN」「延滞」くらいなものだったのに。
すっかり図書館に毒されている。

ためしに前回のエントリーを図書館と無関係な友人に読ませたら、何言ってるかちっともわからんと言われた。
「レファレンスサービス」を「調査相談」といった具合に、伝わりにくい用語の言い換えを工夫している図書館を見習うべきだろうか。
でも先日テレビでフィギュアスケートを観ていて、解説の人が言っている「サルコー」「トゥーループ」とか全然わからないんだけど、別に観ている楽しさが減ったりしないんだよな。
専門用語が問題じゃなくて、伝え方とか表現の仕方にいろいろ工夫のしどころ眠ってるんだろうな。


まぁでも、わかりにくい(?!)図書館用語があるってことは、これは何か図書館業界の特徴が表れているんだろう。
そう思って勝手ながら図書館の特徴が表れていると思う単語をピックアップしてみる。
「日本十進分類法」「OPAC」「配架/排架」「分類番号」「請求記号」「別置」

図書館というところは、本をジャンル分けして、それを順番通りに並べるのが好きなんじゃないかと思う。
図書館にはたいてい検索機があって、検索すれば本の有無だけじゃなく、本の場所まで分かるようになっている。
よく考えると、場所まで示してくれる検索機って図書館と大型書店くらいしか見かけない。

商品の場所が分からなくて困っているけど店員さんがつかまらないなんてのは日常的に出くわす場面なんだけど、図書館らしさが広まると世の中の買い物はもっと便利になるんじゃないかとふと思った。

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