図書装備の話

図書館で扱う本は、図書の装備という作業が付きまとう。
バーコード、請求ラベル、コーティング、蔵書印、タトルテープ、ICタグ・・・
言いだすとキリが無いのだが、どこまで装備作業に時間を割くのかというのが悩ましい問題だ。
装備作業のほとんどが、人力で行われるため隠れた人件費が無茶苦茶が高い。
そんなわけでコストに見合う装備を考えなきゃいけないわけだ。


結局、うちの図書館で実施したのはこんな感じ
■バーコードの添付
 システムで管理するために必須でしょう。
■蔵書印
 図書館の本だという明示することで、本の扱いが丁寧になったり
 紛失を減らせるんじゃないかと。
■カバー止め
 OPACの検索結果に表紙画像を載せているため、
 本の探しやすさ等を考慮してカバーは取っておく事に。
 ラミネートは技術や手間が要るので、テープのりで止めるだけ。
 簡単にまっすぐ糊付けできると勧められたコクヨのタ-DM4200-08をつかってます。
検討課題とし、やっぱり請求ラベル(図書ラべル)は必要そうだということ。本探しにくいとか、どこに戻していいか分からないというクレームが早くも出ている。
請求ラベルを貼るには、分類を振るという作業が必要なんだよね・・・
蔵書印も、ぶきっちょでもカッコよく押せるデザインの秘密があるんだけど、
それはまたの機会に。

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