データ移行作業って大変なのね

最近は図書館システムのリプレイスのためのデータ移行作業なんてのを担当することになりました。

正直データ移行の仕事がこんなに大変だとは。
始める前は安易にシステムAのタイトルはシステムBのタイトルへ。
システムAの責任表示はシステムBの責任表示へ。みたいな感じで項目の対応表をつくればいいんだなと思ってました。

実際にやってみると全然一筋縄にいかないんですね。
例えばこの列はタイトルが入っているんだなぁなんて思ってよくみると、一つの本に対してタイトルっていっぱいあるんですよね。
シリーズのタイトルとか原タイトルとか、奥付タイトル、見出しタイトル・・・タイトルの種類っていくつあるんですかね。

で、システムには無数にあるタイトルの種類ごとに項目があるわけではなく、
種類をグループに仕分け整理して、それぞれタイトル1、タイトル2、タイトル3なんて項目に格納してあります。
例えば、5種類のタイトル○△▼■☆があるときは、
タイトル1:○  タイトル2:▼■   タイトル3:☆
てな感じで。

でもこの整理の仕方がシステムとか設定によって異なるんですよね。どの項目にどの順番でデータを入れるのかとか。
タイトル1:○☆  タイトル2:△▼   タイトル3:■
タイトル1:☆○  タイトル2:▼△   タイトル3:■
タイトル1:○■  タイトル2:☆△▼  

そんな訳で、単純にシステムAのタイトル1はシステムBのタイトル1へ移行するなんてことはできないんですよね。
しかたなく、データとにらめっこしながらパズルを解くような日々を過ごしてます。
思ったより奥深い仕事で、結構大変です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。