カーリルタッチの機能紹介

色々ありまして、カーリルタッチを使った図書館運用をお手伝いする事になったので、今日はカーリルタッチの設定について紹介しようと思います。
カーリルタッチとは棚に設置されたマークをスマートフォンで読むと、テーマにあわせた様々な情報をナビゲートしてくれるというもの。
イメージが湧かない方は、カーリルのサイトでデモ動画などを見てください。
カーリルタッチはICタグを読み取って使うものですが、QRコードの読み取りでも使うことができます。
「図書館総合展」をテーマにデモを構築(※1)したので、まずは下のQRコードをスマートフォンで読み取って試してください。

今日はこのデモでナビゲートさている情報について説明します。
カーリルタッチの設定は、タグ事にモジュールと呼ばれるパーツを選んで設定していきます。
表示するモジュールの順番を変えたり、同じモジュールを複数表示することもできます。

それでは、設定できるモジュールを見ていきましょう。
■基本のモジュール
・タイトル
設定した文字がそのままタイトルとして表示されます。
・バナー(ランダムバナー画像)
設定した画像をバナー表示。複数のバナー画像を設定してランダムで表示させることもできます。
・タッチ回数
今まで何回タッチされたかを表示します。

■カーリルのモジュール
・図書館OPAC
設置したキーワードのOPAC検索結果を表示します。→に進むと結果一覧を表示。さらに→に進むとOPACの詳細に飛びます。
・カーリルで検索ボタン
カーリルサイトに飛び、設定したキーワードの検索結果を確認できます。

■一般のモジュール
・Wikipedia
設定したキーワードのWikipedia情報を表示します。
・掲載論文
CiNii Articlesの検索結果を表示します。
・リンク
リンク先の説明と、URLを指定できます。
・テキスト
指定したテキストを表示します。
・HTML(※2)
HTMLを記述できます。上記のテキストではよりも多彩な表現が可能です。
・ランダム画像+テキスト
設定した画像を表示します。複数の画像をランダムに表示されることもできます。

■国立国会図書館モジュール
・レファレンス事例
レファンス協同データベースの検索結果を表示します。
・調べ方ガイド
リサーチナビの検索結果を表示します。
・デジタル資料
国立会図書館コレクションの検索結果を表示します。
・雑誌索引検索
NDL-OPACの雑誌雑誌索引検索の結果を表示します。

他にも管理サイトで出来ることは色々ありますが、とりあえず今日はここまで。
アイデア次第で、図書館をもっとおもしろくできますね。図書館から飛び出すのもありです。
(※1)デモ環境は予告なく内容変えたり、消すかもしれません。ごめんなさい。
(※2)HTMLのモジュールは自由度がかなり高いです。
Google Feed APIを使って、「図書館総合展」を含むはてなブックマークエントリーを、自動表示させることもできました。
Twittrのウィジェットの埋め込みも問題なさそうです。

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